てらblog

~新潟を愛するアイドルオタクの日常~

【真面目なヤツ】土砂災害対策について真面目に解説

f:id:terangt:20180921213813j:plain

どうもてらです。

今年多かった土砂災害の話をしようと思います。

 普段は”ゆかちゃん好き!”しか言ってないので、役に立つ話もしないと…笑
たまには頭脳派なところもアピールしないと、経歴詐称と思われそうだし…笑

 

ということで、今回はまじめです!

 

私は以前に地震の記事を書いたこともあるんですが、一応大学では防災関係の研究をしてました。
専門は河川で、イタリアの川で魚採ったりしてました。笑

(一番上の写真はその時の写真です。ちっさく私が写ってます。笑)


詳細を知りたい方は握手会のレーンで連番してくれたら、ゆっくりお話しします。笑

ということで、今回は広島豪雨や北海道地震で起こった土砂災害の話をしたいと思います!!

まず…

土砂災害にはいろいろ種類があったりするんですが、一般の人にはどうでもいいので、土砂崩れをイメージして書きます。

山の土砂が崩れて、家屋や道路へ被害が出ることをイメージしてください。

 

堅苦しいことは抜きにして、ざーっくり簡単に話すので、
”ここは厳密に言うと、違う!!”
みたいな防災ガチ勢の方はご遠慮ください。笑

f:id:terangt:20180921214417j:plain

対策1.自分の所は大丈夫かを知る。

まず、こいつを見てください。JAXAのHPから引張ってきました。

f:id:terangt:20180921220618j:plain


北海道の土砂災害が発生した場所を示してます。

赤や青になっているところが崩れたところです。


次はこれです。

 

f:id:terangt:20180921220637j:plain

この画像は何かといいますと、北海道が出している土砂災害警戒区域の図です。

簡単に言うと、北海道が
”ここは危ないですよー”
って注意を促している場所です。


見にくいですが黄色のハッチングの所が危ない所です。
見てみると、だいたい一致します。

(山の中は崩れても被害がないので指定されてません。)

 

左上の楕円の所は大きな人的被害があったところで、一致してるのが分かりやすいと思います。

 

ニュースだと
”こんなことが起こるなんて信じられない!”
みたいなインタビューを良く見ますが、実は危ないことは分かってたんです。

 

まぁ危ないといっても”数百年に一回くらいはなんかあるかも”くらいですが…
ですので、よっぽどの長寿でない限り人生に1回体験するかどうかで、こういうインタビューになるのはしょうがないです。

 

何が言いたいかといいますと、
自分のいるところを調べてみてくれ!!
ってことです。

 

”土砂災害特別警戒区域+地域名”
でググればすぐに出てきます。

 

これを知っておけば大雨等のときに土砂災害に気をつけるべきか、他のリスク(浸水とか)に備えるべきか分かります。
なので、まずはこれを調べておいてください。

f:id:terangt:20180921221208j:plain

対策① おまけ

これはおまけですが、崩壊地名というものがあります。


昔の人が
”ここは土砂崩れでマジ卍だったから、忘れんように地名にしちゃお”
って感じで名づけられた地名のことです。

 

ちなみに葛飾北斎画狂老人卍と名乗ってるくらいなんで
卍は昔の人も使っていた可能性があります。

 

ほんとにどうでもいいですね。笑

 

崩壊地名ですが、分かりやすいものだと新潟に大崩なんて地名もありますが、大体はちょっと分かりにくくなってます。
後の人が縁起悪いからと漢字を変えたりしているからです。


例えば大阪の”梅田”も元は”埋田”で埋め立てられた弱い地盤の地域です。
埋田よりは梅田の方が素敵ですもんねw

 

一度調べてみてもらったらいいですが、土砂災害だと
柿(欠き)
梅(埋め)
なんかが付くと過去に災害があったと言われてます。

 

もしこういう地名に当てはまる場合は注意が必要です。

f:id:terangt:20180921222810j:plain


対策②準備する

危ない地域の話をしましたが、こういうところに住んではいけないという訳ではありません。
ただ、いざというときの備えは必要だというだけです。

 

そう、
大抵のことは生活に支障はない!
です。笑

 

備えと言っても、大したことはありません。
なんせ土砂災害が起こってしまえば、人間が対抗できる術はありません。
ライフハック的な小手先のテクニックで命を守れるような相手ではありません。

 

なので方法は一つ。
”起こる前に逃げる”
です。

 

ということで、対策としては
1.逃げるために防災袋を買う。
2.雨が降ってきたら、テレビ(土砂災害警戒情報)に注意する。
3.やばそうだったら、早めに逃げる。
の3つです。


これだけです!

 

これだけを確実に行ってください。

よくテレビなんかだと、あれをやれ、これをやれと言いますが継続してやらないといけないので、やることは少なくしないといけません。

だいたい避難所に持っていくと便利なものをたくさん紹介したりしますが…

私は言いたい。

 

何十年に1回しかない避難を快適に過ごす必要ある??

 

そんなことよりも最小限の準備をきっちり継続することが大切です。

f:id:terangt:20180921222841j:plain

さいごに

今年は広島豪雨、大阪での地震・台風、北海道地震と大変なことになってます。
被害にあわれた方には心よりお見舞い申し上げます。

 

こう災害が続くとオカルトチックなことを言い出す人もいますが、
そういう人の言うことは聞かないようにしてください。

そういう人の9割は不安を煽って利益を得たい人達です。


理性的な我々は淡々と次の災害に備えましょう。

 

被害受けた方々へ何かしたいという方は、まず被災地にふるさと納税しましょう!
よく分からないまま物資を送るのは、”二次会に参加するのに、信じられない重さの皿を引き出物に出す”くらい迷惑です。笑

 

もう一度言いますが、土砂災害は土砂が押し寄せてくるので、自力では戦えません!
逃げるが勝ちです!
なので、逃げる準備をしっかりしておいて欲しいと思います。

 

ではでは、この辺で!